新着情報
被爆電車・戦跡フィールドワークのマスコミ取材への対応について
◆報道関係者の皆さまへ
被爆電車・戦跡フィールドワークのマスコミ取材への対応について
新型コロナウイルス感染症予防のため、例年より定員を半数に減らして「ヒロシマ体験平和学習」を実施します。
つきましては、報道関係者の皆さまにおかれましても、この旨ご理解いただき、次のような取材対応にご協力をお願いします。
TV取材は、電車乗車時までとします。但し、車内取材は1社のみ認めます。新聞社の車内取材は各社1名とします。TV局及び新聞社ともに2コースへの振り分けのご協力をお願いします(各コース5人以内)。1つのコースに集中するようであれば、当研究所の担当が調整します。
取材を希望される社は、事前に平研事務局(電話082-264-1751、李)に申し込んでください(当日の受付は行いません)。
平和教育研究 年報Vol.47発行
- 戦争・被爆体験を聞く会(証言・資料)
被爆証言Ⅰ 江種祐司さん
被爆証言Ⅱ 坪井 直さん
被爆証言Ⅲ 豊永慶三郎さん
- 地域シンポジウム
2018「高校生が行う地域の活性化~神石高原町の油木高校のナマズ養殖での地域振興~」
2019「『放射線副読本』は、新たな『原発安全神話』を生むのか!?」
- 研究員学習会「『外国人労働者の受け入れ拡大と労働運動の課題』についてー技能実習生の実態ー」
-
第3部門 「朝鮮料理をつくって食べようの会」
第3部門学習会 「教育現場の多文化共生について考えよう!」 - 報告
2019年 第5次「村山談話を継承する平和の旅」
2019 韓国平和学習の旅「学び、つながる 日本と韓国の歴史」歴史は本の中にだけあるのではない!!
今日から始める平和学習 6月23日発行!
今日から始める平和学習を発行しました。
問い合わせ先/広島平和教育研究所
TEL. 082-264-1751
FAX. 082-264-1757
E-Mail. hipe@iris.ocn.ne.jp
広島平和教育研究所は,2011年度広島県内の小中学校の児童生徒を対象に平和意識調査を行いました。この調査で,前回(1996年)の調査と比較して,被爆県ヒロシマの児童生徒の原爆に関する知識が低下していることや,日本の過去の戦争や現在の核兵器をめぐる状況および核廃絶に関する知識が浅くなっていることなどが明らかになりました。
一方で,「日本がかかわった過去の戦争についてもっと知りたい」,「世界が戦争をなくすことについてもっと勉強したい」,核兵器をなくすために「自分も何かできることがある」,「将来,平和な社会をつくるために役立つことをしたい」と子どもたちの多くが答えており,平和を望み,平和な社会をつくっていくために何かしたいと考えていることがうかがえます。これをよりどころとして,平和学習を充実していくことが求められます。
原爆に関する知識が低下している背景として,被爆者の高齢化や教職員の世代交代などで,家族や教職員から原爆の体験や話を聞く機会が減少していることが考えられます。この課題を解決していくためには,被爆者から子や孫の世代へ被爆体験を継承していくこと,先輩の教職員から後輩の教職員へ平和学習の実践を継承していくことが必要です。
平和学習は,原爆や過去の戦争だけでなく,現代の戦争や課題にも目を向け,子どもたちが主体的に「命・人権・平和」について考え,平和を形成する資質能力を培っていくことが求められます。
本書は,理論編,実践編,資料編の3部で構成され,戦争を知らない世代を主たる対象に,教科・総合などの授業で活用できるように編集しました。
理論編では,平和とは何か,平和学習の課題,平和学習の目標と方法などについて述べました。実践編では,教科・総合・特別活動などでどのような実践が望ましいのか,テーマごとにすぐに実践できる展開例を紹介しています。
資料編では,平和学習を充実していくために参考となる資料や書籍などを,できるだけ多く集めてみました。
平和学習とは何だろう,平和学習に関心はあるけれど,何をしていいかわからない,そんな疑問に応えるのが本書です。
本書を活用して,さあ,今日から始めよう平和学習を!!