研究所概要
研究所概要
設立の趣旨
- この研究所は、「ヒロシマ」を原点とする平和教育の内容・方法の研究、創造に貢献します。
- この研究所は、国民の立場に立って、国民の考え方で、国民の手で、なにものにも制肘されず、全ての子どもの未来を豊かに切り開く教育研究活動をすすめます。
- この研究所は、自主的教育研究活動と相たずさえ、地域課題をふまえた日常的調査研究・検証を深め、国民教育運動をすすめます。
- この研究所は、民主教育をすすめる国民の全ての運動と提携し、その発展に努めます。
- この研究所は、広く国内外の民主的諸機関、諸団体と平和教育推進のための交流を深め、そのセンターとしての役割を果たします。
活動理念
~世界中の人々のいのちを救うために ヒロシマ・ナガサキのメッセージを世界に伝えよう~
私たち広島平和教育研究所のスタッフは世界恒久平和と核兵器廃絶のために活動しています。毎年多くの被爆者の方々が、放射能の後遺症により命を落とされ、また、次世代の方々も、その影響によって苦しんでおられます。
私たちは、“残念ながら世界の多くの人々が、ヒロシマ・ナガサキの恐ろしい事実を知らない”という厳しい現実認識に立ち、この事が、地球上の人々の命を救うために、もっと広く一般に知られなくてはならないと信じています。
私たちHIPEは、ヒロシマ・ナガサキの精神に沿って、世界と未来に向けて、人類生存の尊厳をアピールします。
“戦争と平和”という問題は“生と死”という問題と並んで私たち人間にとって最も重要な問題です。
私たちと過去の世代は、戦争の惨禍とみじめさを経験してきました。たとえ私たちが、前回の大戦を、現代の巨大な核システムに比べれば、規模的に小さいと言えるとしても、広島と長崎は核戦争でさえ既に実際に経験しているのです。
戦争を経験し、平和研究に努めてきた世代の人々は、強い戦争廃絶への願いを持って、次の世代が更なる平和促進の努力を行えるように、しっかりと教育して行きたいと願っています。
これは平和教育全体の中での一般的な認識であり、また、学校における構造的かつシステマティックな平和教育の必要性は、今日、世界中で議論されています。
広島ではこの様な認識をふまえ、学校やその他の活動の中で確実に平和教育が実践され、また促進されています。
組 織
団体名 | 広島平和教育研究所 |
団体英語名 | Hiroshima Institute for Peace Education (HIPE) |
設立年月日/td> | 1972年(昭和47年)5月14日 |
所 長 | 石岡 修 |
理事長 | 頼信 直枝 |
事務局長 | 阿部 直文 |
所在地 | 〒732-0052 広島市東区光町2-8-32エコード広島3F |
TEL・FAX | TEL:082-264-1751/FAX:082-264-1757 |
hipe@iris.ocn.ne.jp | |
役職員構成 | 所長1名/理事長1名/事務局長1名/事務局員1名 |
研究分野 | 平和教育研究/地域課題研究/国際交流 |